アニメ「犯人の犯沢さん」こと、犯沢さんの感想を簡単に載せていく場所です。 情報としては下にある通り、いくらかのスタッフクレジットなども含めています(敬称略)。 ☆注意事項☆ 好き勝手に書いています。この場合の「軽口」とは、滑稽や面白い言葉の意でなくお喋りな様です。 これをご覧になって気分を害されましても責任は負えません。ネタバレも同様に。 苦情やご意見は掲示板までお願いします。その他雑談もどうぞ。 コナンくんはこちら。ゼロティーはこちら。 最新回へはここをクリック。 スタッフ 原作:かんばまゆこ 原作:青山剛昌 監督:大地丙太郎 キャラクターデザイン: 千坂ふう 美術監督: 中島麻由実 (スタジオ心) 美術監修: 中村千恵子 色彩設計: 宮脇裕美 撮影監督: 佐々木明美 編集: 藤田育代 音響監督: 浦上靖之・浦上慶子 音響効果: 山田香織 音楽: 安部純、武藤星児 音響制作: AUDIO PLANNING U アニメーション制作: TMS / 第1スタジオ 制作: 小学館集英社プロダクション・トムス・エンタテインメント |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 総作画監督 | 作画監督 | 作画監督補佐 | 放送日 |
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あらすじ / 感想 | ひとくちメモ | 使用原作 | 評価 (SからDまで) |
OP | 捕まえて、今夜。 新浜レオン (海峡レコード) | 新井陽次郎 | 斉藤千恵 | 2022年 10月4日 | ||||
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Beingより登場した、現代の演歌歌手による歌謡曲。 作曲が馬飼野康二氏(連名)。なるほど、忍たま同じくギャグ作品向けなのか……ではなく、大御所には大御所の在り方。にしたって私は単純だ。Being好きなだけか、歌謡曲の曲調を好む傾向がはっきり表れているらしい。新浜レオンといえば、数年前に錦糸町のイベントで見掛けた。あれはいい体験だった(笑)。 さて、映像はコナンくんの代名詞となってしまったダンス。犯人が踊るだけでもネタとして十分。そこへ犯沢さん特有の、真っ直ぐに伸びる角を持った蘭ちゃん、ぷっくり可愛い丸顔め哀ちゃんが加わって華やかに(?)。踊りとは無表情で行うもの。 作画は、ゼロの日常でも参加していた斉藤さん作監によるものだった。本家の原作、アニメにもないキャラクターの丸みが素晴らしい。これがスピンオフ作品のいいところだ。優しくて、何より女性陣が可愛い(笑)。 | ダメダメジェラシー。 | S | ||||||
ED | Secret, voice of my heart 倉木麻衣 (NORTHERN MUSIC) | 新井陽次郎 | ふくだのりゆき | ふくだのりゆき | 10月4日 | |||
本家で倉木麻衣が一番初めに歌った曲名のパロディ。やはりエンディングはしっとり系だ。 作曲こそ大野さんではなかったが、編曲徳永の力か、懐かしい空気がしっかりと出ていた。それにオープニング同様、こちらも歌謡曲を目指した様子。そりゃあ好みなはずだ。今の本家に全く来ないような曲調が、スピンオフ作品に来てしまうので驚く。果たしてベストCDにはスピンオフ作品も含まれるのか? 絵コンテはオープニングと同じく、新井さん。演出と作監にはふくだのりゆきさんだ。キテレツ大百科が大好きな諸君ならば、何度も名前を見たことがあるだろう! | あれ、CD出ないの? | S | ||||||
1 | やって来た犯人 | 大地丙太郎 | 佐藤雅子 | 石川慎亮・岩井伸之 | 10月4日 | |||
世界屈指の犯罪都市、米花町。降り立つ犯人姿の犯沢さん。目的は当然、殺人。まずはその為の住居を探しに……。 ついに始まったコナンくんスピンオフ、第2作。アニメになればいいな、と思ってあっという間の年月。夢はこの日、叶った(数日遅れ視聴)。本家に出てくる犯人像は、どんな黒ずくめで、どんなに筋肉質でも明かされれば別人。つまりどの姿であろうと代用出来るのが、この犯沢さんの姿。そこで性別すらわからないよう、蒼井翔太を起用したのは天才と思う。原作読んでいれば性別はわかりそうなもんだけれども(笑)。本家の声優陣はそのまま続投なので犯沢さんの世界での、クセあるキャラクターに期待だ。 初回の作監には岩井さんが参加。いつかキャラクターデザインを担当していた岩井さん。これにはどう思ったのか(笑)。楽しんでいるといいな。本家のように鋭利な作画でないので、ひん曲がった眉毛はなかったように思う。多分。オープニングで書いたように、女性陣は間違いなく可愛い。後はぷにぷにになった子供たちが楽しみ。 事前に使われると言われていた、本家のメインテーマは「'07ヴァージョン」だった。そこで原曲を使っていたら本家を軽々と超えていただろう。 次回予告ではサブタイトルに合わせて「運命のルーレット廻して」のオープニン口上を改変使用。CM入りでの筆字は山本監督の物だった。素晴らしい……! | こちらは全何話だろうか。 | 第1巻「やって来た犯人」「新生活の摩天楼」 | S | |||||
2 | ひとの出会いはアラふしぎ | 大地丙太郎 | 佐藤雅子 | 津吹明日香 | 10月11日 | |||
住居が決まらない犯沢さん。おにぎり小僧の言葉で、シェアハウスを思い付く! 原作では、読んでいて初めて声が出た回。TWO-MIXの登場(1コマ)回である。現在のみなみさんの声が乗せられるみなみさん(TWO-MIXの)を、長年夢見ていたのだった! 原作では眼鏡をかけていたみなみさんだったが、アニメでは外されている。本家を見ればそちらが正しい、とわかるだろう。意図は、あるならばさておき。本題は、不動産屋さんが意気投合した友人に殺害されること。犯林君との再会がアニメで描かれる日を、密かに期待したい。次回はついに、黒幕(仮)による名セリフが……! 哀くんの言う通りじゃぁぁぁ。 作画監督には、津吹さん。原画も贅沢で少数、3人体制だ。美しい。 | サブタイトルは変えない様子。 | 第1巻「ひとの出会いはアラふしぎ」 | S | |||||
3 | 蟻地獄 | 大地丙太郎 | 𠮷村あきら | 新谷憲 | 10月18日 | |||
住所が決まれば役所に手続きへ。それから免許も更新だ。いざ、警察署へ! 長年の夢、阿笠博士による「春じゃのう」がおがちゃんの声で聞けた! もうそれだけで満足だ……。正直本家が新展開を見せるよりも嬉しかった。この回で言うと、スピンオフ作品出がちの浩樹くんの「しょっちゅう」って言い方と、町民による「おのれ毛利ぃ」が好き。 作画監督は新谷さん。井元さんが原画にいた。毎週言い続けるのかな、贅沢だ……って(笑)。幸せだね。 | おふざけ演技の方が元気。 | 第1巻「蟻地獄」 | S | |||||
4 | 漆黒の入浴(シャワーシーン) | 大地丙太郎 | 𠮷村あきら | 新谷憲 | 10月25日 | |||
共同のお風呂にシャンプー無し! 髪の整う洗剤探して、米花町でお買い物。 シェアハウスの住民と、平次もここで初登場。コナンくんの相棒は、やっぱり平次だよね。くしゅん、とくしゃみひとつに、みなみさんは呼ばれたのか、ある程度は一気録りなのか。それでそう、銭湯のシャンプーって合わないよね(笑)。 原画を除いて主要スタッフは先週と同様。コピペかと思った。 どうあれ、倉木麻衣の曲が良すぎる。 | 後楽園へ行きたい。 | 第1巻「漆黒の入浴」 | A | |||||
5 | 米花町狂詩曲 | 大地丙太郎 | 山田晃 | 大友健一 | 11月1日 | |||
悪夢に魘され夜中に目覚めてしまった犯沢さん。強盗、詐欺、米花町の夜が襲い掛かる! 原作サブタイトルは「悪夢」。捻りがないので変えられたのだろう。ついに米花町戦闘民族の蘭ちゃんが登場。本家でも強いが、犯沢さん世界ではもっと強い。しかしまだまだ上がいるのだから恐ろしい。ヤイバが見たいよ、ヤイバが。 作画は大友さんによるひとり原画。10分アニメでスピンオフとはいえ、コナンくんでひとり原画を見られるとは感動的。犯沢さんのキャラクターデザインは丸めで可愛らしいけれども、大友さんの手にかかれば多少は鋭くもなる(笑)。作画監督、原画、そしてプロップデザインまで大友さんだった。 | 仮面ライダー。 | 第1巻「悪夢」 | S | |||||
6 | 退去へのカウントダウン | 大地丙太郎 | 山田晃 | 柳瀬譲二 | 11月8日 | |||
スリにあった犯沢さん。パーティー代もギリギリ、家賃は払えない。そんなところへ怪しい博士が怪しげな仕事を持ち掛けて……。 ここでようやく2巻突入。全12話と予告から判明したので、恐らく3巻はいかない速度。この回は命懸けでパーティーをする若者たちのかっこよさと、麻酔ドランカー量産で大変だといった内容。ゾウでも30分眠る、は懐かしいかな、ルパンとのコラボで出てきたもの。犯沢さんは3週間。そう考えればあっという間に目が覚めた銭形警部が如何にとんでもないか、がわかるだろう(笑)。次回、久々の石田彰声の白馬くんが聞けるぞ! | ゼロティーよりも画が激しくないのが幸いしたか。 | 第2巻「天国へのカウントダウン」 | A | |||||
7 | 労働者(バイター)たちの鎮魂歌 | 大地丙太郎 | 早瀬真紀子 | 広中千恵美・WHITE LINE・新谷憲 | 11月15日 | |||
バイト探しを決行した犯沢さん。研修の為レンタルビデオ屋さんへ行くと店長が! そこには集められた名探偵が! 入浴(シャワーシーン)と違って、コナンくん好きならば鎮魂歌は読めるだろう。フリガナはいらないよ、と思いきや前者がね(笑)。更には原作だと、後者もカタカナ読みじゃないんだ(笑)。久々登場、黄昏の館に集まった探偵たち。今度はレンタルビデオ屋さんに集結(笑)。美食探偵だけは残念、この世にいないので別人(弟?)だけれども他は声優さんまで同じだ。なんて豪華な(笑)。今では美食探偵、ジェイムズやってるし出せなくて正解だったのかも。白馬くんも久々、石田彰声でなんと嬉しいことか。本家では一向に再登場しない重要回の探偵たちは、パラレルだけれども、今でも探偵として活動していることがわかってこれがまた良い。声優さんで言えば次回ついに登場、ポメ太郎の声を担当している水瀬いのりさんが客に混じって喋っていた。何かと贅沢に感じてしまうね(笑)。死体の血が赤く、目が開かれている姿をまたテレビで見られるとは。これも嬉しい。 作画は、広中さん作画監督に始まって新谷さんと、会社単位。原画には演出の早瀬さんも参加していた。広中さんと会社は二原としても参加。プロップデザインはブーメラン。 | そういえば後楽園行ったよ。 | 第2巻「労働者たちの鎮魂歌」 | A | |||||
8 | ネクストコナンズヒント「毛玉」 | 大地丙太郎 | 早瀬真紀子 | 柏原英里花 | 11月22日 | |||
ワトソン君を躾けて工作に使えないか模索する犯沢さん。向かった先で出会ったのは、丸っこい犬とマッドサイエンティストだった! 今までの原作の流れをすっ飛ばして3巻へ。アニメだけでもいつポメ太郎は出るのだ、と言われ続けていたのだから遅いくらいに感じる。実際には早すぎる、と。想像以上にアニメで可愛くなったポメ太郎。声の力も強いか。博士の「哀くんの言う通りじゃぁ」も聞けたので、それはもう満足で(笑)。次回からは戻って、また原作順通りに。 絵コンテは続いて早瀬さん。ブーメラン回。そこで作画監督初登板、柏原さん。緋色の弾丸や、テレビ本家のブーメラン回にて原画、動画で参加していた方。どうだろう、本家でもそろそろ作画監督やってくれるだろうか。期待。 | 倉木麻衣のCMはライブに。 | 第3巻「ネクストコナンズヒント『毛玉』」 | B | |||||
9 | 着飾ってトゥナイト | 大地丙太郎 | 江副仁美 | 石川慎亮 | 11月29日 | |||
服が田舎っぽい犯沢さん、ダメージファッションを狙うも失敗。そこへ全身黒ずくめのかっこいいお兄さんが現れて……。 ダメージ(本物)ファッションは如何? そもそも古着がダメな私にとっては、あまりにもな光景。まだ血の方がマシかも(?)。ここで初登場、ジンさん。来年の本家映画や、アニメ展開に先駆けて米花町へやって来た様子。他にもゼロティー終わって半年、声付き安室さんと公安警察の皆さんも登場だ。みんな来年に向けて気合入ってるね。 演出はそれこそ、ゼロティー最終回で担当していた江副さん。作画監督は犯沢さん初回の、石川さんだ。 | レンタルビデオ屋さん行きたい。 | 第2巻「着飾ってトゥナイト」 | A | |||||
10 | 異次元の訪問者 | 大地丙太郎 | 江副仁美 | 林智子 | 佐々木恵子 | 12月6日 | ||
島根からお母さん襲来。バイト先から住処まで、しっかり挨拶回りで最高のクライマックスが待ち受けている!? あごのやき、はトビウオのすり身らしい。魚に目がない私、食べてみたくて仕方がない。ちくわみたいな見た目だね。シェアハウスのシーンでは、ラップバトル云々が切られていたかな? 謎の力(圧力等含む)が働いて、大人数を巻き込んだ事件では死亡者が出づらいことは米花町の救い。東都タワーの方が、今なら狙われなさそうで安全だね。 次回、おみくじの回ということでどうやらひとつ抜かされた様子。観覧車の回、シェアハウスの住人とのお出掛けやコナンくん、警察の活躍もあって大好きなんだけれどもなあ……入れ替えで無ければ残念無念。 コンテは2週ごとみたいなので、今週も江副さん。作画監督には、江副さんと同じくゼロティー最終回から林さん。あの時は大人数だったので、単独は初めて。こちらも今後本家での活躍に期待。終盤にして作画監督補、佐々木さん登板。ブーメランの安心感よ……! | 今年もFRIENDS解禁しました(個人的な話)。 | 第2巻「異次元の訪問者」 | B | |||||
11 | オー! ミクジ | 大地丙太郎 | 佐藤雅子 | 新谷憲・広中千恵美・津吹明日香 | 12月13日 | |||
犯沢さんは当初の目的を遂行出来ていないことにようやく気付く。縁結び、徳積み、探偵、やがて……。 先週分に書いたけれどもポメ太郎をねじ込んだせいで、2巻で一番楽しい遊園地回がアニメ化されなかったことがかなり心に来てる……(笑)。あれば2期で是非。本編は、米花町での日常生活を続ける犯沢さんがようやく一歩進むお話。最後のシーンは、原作では青子だけが見えていた。快斗は3巻。最終回は人死に抑制されるから、平和だね。 初回と2話以来に、演出には佐藤さん。初めと終わりを担当して、綺麗に締まる。作画監督は3人。贅沢な3人。 | サブタイトルをズラしたのは正解。 | 第2巻「1番目の標的(ターゲット)」 | A | |||||
12 (最終回) | 1番目の標的(ターゲット) | 大地丙太郎 | 佐藤雅子 | 斉藤千恵 | 12月20日 | |||
ついに見つけた標的は本家からも離れた作品の主人公! しかし彼は米花町の救世主だった! 最終回。先週は見えなかった青子もお目見え。まじっく快斗キャラクターから、キッド回お馴染みのおじさままで。キッドファンとしては嬉しいものの、コナンスピンオフと考えると少し変な最終回(笑)。キッド側はすっかり声優さんが様変わり。本家よりも初登場、次郎吉おじさまは佐藤正治さん。ひとことだけだったけど合っていたように思う。中森警部は紺青の拳から。寺井ちゃんが久しぶりのアニメで、声は野島昭生さんに。本家とトムス版まじっく快斗で担当していた方は既に他界。一方A1版の羽佐間さんはまだご存命なのだが、白馬君のこともあってかあちらの声優さんは非公式扱いなのだろうか? と、犯沢さんらしくない話ばかりをしてしまった。しかしそんな最終回だった。2期があるならば京都編までは見たいところ。楽しい時間だった。 最終回では斉藤さんのひとり原画で締め。犯沢さん、という作品においては大友さんの時よりも良い絵で、完璧な最終回になった。 | (最終回)、って改行するのね……。 | 第3巻「発見」 | S |